“あおりエアガン”事件で逃走していた40歳男を器物損壊の疑いで逮捕（メ〜テレ（名古屋テレビ））

　愛知県内の東名高速で男があおり運転をした上、エアガンを発射した事件で逃走を続けていた40歳の男が逮捕されました。

　器物損壊の疑いで逮捕されたのは、自称・兵庫県尼崎市の無職、佐藤竜彦容疑者（40）です。

　警察によりますと、佐藤容疑者は、8日の朝、東名高速上りで前を走る車にエアガンを発射して車体を傷つけた疑いがもたれています。佐藤容疑者は、あおり運転を繰り返した疑いもあり、事件のあと、ワゴン車を岐阜県瑞浪市の中央道上りの路肩に乗り捨て、逃走していました。

　佐藤容疑者は、14日の午前０時半ごろ、友人2人に付き添われ、兵庫県尼崎市内の警察署に出頭したということです。その後、午前5時過ぎに豊田警察署に身柄を移送されました。

　警察の調べに対し、佐藤容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めています。動機については、「前の車に追いついたにも関わらず、どいてくれずパッシングやハイビームでも気付いてもらえなかった。クラクションを鳴らしてもどいてくれなかった。ブレーキを踏まれてぶつかりそうになって腹が立ち、車の中にあったエアガンを車に当てるつもりで撃ちました。」などと供述しているということです。車の中からは、エアガン１丁とＢＢ弾約２０００発などが見つかっています。

　警察は、あおり運転そして岐阜県内からどうやって兵庫県の尼崎市内へ移動したのかなど調べを進める方針です。