垣花昌弘
徳山動物園(山口県周南市)のレッサーパンダ「風花」の展示場に、サンシェード(日よけ)が登場した。これまで暑い日は涼しい屋内で過ごし、姿が見られない日も多かったが、今夏からは展示場でくつろぐ姿が見られそうだ。
人のような立ち姿で人気を集めた千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太」の娘で15歳。風太の大ファンという千葉市の女性から「風花のために」と100万円の寄付金があり、6月上旬に縦8メートル、横6メートルの布製のサンシェードを設けた。飼育員の佐藤優里さん(29)は「風花は高齢だけど元気いっぱいで好奇心が旺盛。日陰が増えたら動き回ることも多いと思うのでぜひ見に来てほしい」。
レッサーパンダは7匹いるが、風花のひ孫で2歳のオス「チャル」が17日に沖縄県名護市のネオパークオキナワに引っ越すことに。佐藤さんは「沖縄では風花の玄孫(やしゃご)誕生を楽しみにしています」と話した。(垣花昌弘)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル