農林水産省が昨年12月に公表した2020年の農業産出額の統計に誤りがあり、イチゴの産出額の1位と2位が入れ替わることが、同省への取材でわかった。栃木県のイチゴの産出額が212億円、福岡県が231億円で、1位が福岡県、2位が栃木県となっていたが、栃木県分に入力ミスがあり、栃木県の産出額を238億円に上方修正し、順位が入れ替わることになったという。
栃木県は「とちおとめ」、福岡県は「あまおう」のブランドで知られる。栃木県はイチゴの産出額が1995~2019年まで25年連続日本一で「イチゴ王国・栃木」を誇ってきた。集計の過程で誤って別の作物の数値を入力していたことが原因という。
入力のミスは栃木県を含む関…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル