スポーツをしていて、お金がネックとなり、諦めたり、我慢したりと“試練”を経験したという人は3割超――。全国の20代から40代の社会人で学生時代に週3回以上スポーツをしていた300人を対象に行った「スポーツとお金」に関する調査で、お金が競技人生を左右するケースが多いことが分かった。
全体では31.7%で、特に多かったのは20代の男性で46%だった。「中学の部活でソフトボール用のグローブが買えず、兄の野球用のグローブを3年間使用した。グローブの中の綿が出てきて、他の部員にボロボロだと笑われたがずっと使った」(33歳女性)、「お金を気にして、サッカーのスペイン遠征を辞退した」(28歳男性)「自転車本体だけでなく、付属品にもお金がかかって揃えられない」(41歳女性)など、育った環境や所得の高低など、経済格差が進学などの場面だけでなく、競技の場面でも影響を与えていることが分かった。
また、競技者の収入が多そうなスポーツとしてトップに挙がったのがサッカーで29.3%。以下野球(28%)、ゴルフ(25.3%)、テニス(22.7%)と続き、日本勢が海外で活躍している競技が上位を占めた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース