【香川】高松琴平電鉄(ことでん)は、製造後95年近く経過し、営業路線を走る電車としては国内で最も古い2両を5月3日に現役から引退させる。引退を記念して大型連休中の5月1~3日、特別運行や撮影会を実施する。
2両は、ともに1926(大正15)年10月に製造された「1000形120号」と「3000形300号」で、ことでん開業時から走り続けてきたオリジナル車両。300号は楕円(だえん)形の戸袋窓が特徴的だ。車体は、120号がクリーム色と茶色、300号は茶色のかつての塗装に戻され、現在まで「レトロ電車」として貸し切り運行などに使われてきた。
かつて4両あった「レトロ電車」のうち、それまで国内最古だった25(大正14)年製の「20形23号」など2両は昨年9月に引退している。今回引退する2両は、仏生山工場(高松市)の作業用車両として余生を送るという。
特別運行は、5月1日が別の電…
【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル