羽田空港の滑走路上で2日、日本航空(JAL)と海上保安庁の航空機が衝突し炎上して5人が死亡した事故で、国土交通省は3日夜、両機と航空管制官1人との交信記録を公表した。
公表された交信記録には、海保機に滑走路への進入を許可したとの内容はなかった。海保機が滑走路上にいた理由は、依然として不明なままだ。
「管制からの着陸許可を認識し、復唱した後、進入・着陸操作を実施した」。日本航空(JAL)は事故から8時間あまりたった3日未明、こう記した広報文を発表した。一方の海上保安庁機の機長は、海保によると、搬送先の病院で「滑走路への進入許可を得た上で進入した」と話したという。
滑走路への進入について、双…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル