東京五輪の組織委員会は17日、47都道府県を巡る聖火リレーの詳細ルートを発表した。道内は全国38番目で、来年6月14日に函館と根室に聖火が届き、15日まで道内を巡る。
中でも注目を集めそうなのが、14日の帯広市。帯広競馬場のコース外からスタートし、本コース内がゴール。通常開催のコースは全長200メートル。幅1・8メートルのセパレートコースを体重約1トンのばん馬が、騎手の手綱のもと、最大1トンの鉄そりをひいて競い合う。ルート決定を受け、ばんえい競馬では早速、どのようなリレー形式にするか検討を始めた。当日は開催日で、レース間を利用し、人気馬を起用。鉄そりに騎手と聖火ランナーを同乗させレースコースを完走させたい意向だ。
ばんえい競馬広報は「非常に光栄なこと。動物とタッグを組んだ聖火リレーを実現できれば、全国唯一かも。日本、北海道のばんえい競馬を世界にPRできる絶好の機会にもなる。“人馬一体”で五輪を盛り上げたい」と話している。
報知新聞社
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