道路に加工したねじ釘を置き、乗用車のタイヤをパンクさせたとして、岐阜県警岐阜中署は2日、岐阜市村雨町の会社員、福田和弘容疑者(55)を道路交通法違反(道路における禁止行為)と器物損壊の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
署によると、福田容疑者は2月2日午後7時40分ごろ、岐阜市桜通4丁目の市道で、加工したねじ釘3本を路上に置き、岐阜市の60代女性が運転する乗用車に踏ませて、右前のタイヤ1本(被害額9700円相当)をパンクさせた疑いがある。防犯カメラの映像などから福田容疑者が浮上し、署が調べていた。
昨年6月から付近では同じような被害が10件以上相次いでおり、署は張り込みなどで警戒していた。署のパトカーも被害に遭ったという。
CDに複数のねじ釘を貼り付けたものもあり、署は福田容疑者の自宅から加工したねじ釘66セット(ねじ釘約200本)を押収した。福田容疑者に余罪があるとみて捜査を進める。(松山紫乃)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル