三宅梨紗子
名古屋駅近くの巨大マネキン「ナナちゃん」人形が、28日に50歳の「誕生日」を迎える。名古屋の街の変化を見つめて半世紀。お祝いムードを盛り上げようと、名鉄百貨店は、ナナちゃんをモチーフにした記念のグッズやケーキの販売などを26日から始める。
1973年に当時の名鉄セブン館の開業1周年の記念で誕生。「セブン=7」にちなみ、「ナナちゃん」と名付けられ、名駅のシンボル的な存在だ。名鉄百貨店の「広報部員」として、企業のPRなどで、広告塔としてこれまでに620着以上の衣装を身につけた。
誕生日の記念グッズでは、人気ブランド「ANNA SUI(アナスイ)」とコラボした大判ハンカチ(税込み2200円)やランチトート(同2750円)のほか、「丸モ高木陶器」(岐阜県多治見市)のナナちゃんマグカップ(同2200円)など60品目94種類を展開する。
また、誕生日のミニケーキ(同972円)のほか、誕生日の記念衣装に着替えた際にナナちゃんが抱えるケーキと同じデザインの6号ケーキ(同1万800円、28日から)も数量限定で販売する。いずれも名古屋市の洋菓子店「シェ・コーベ」とコラボした。
ナナちゃんの衣装のデザインを募集するコンテストも実施。ナナちゃんグッズの詰め合わせがもらえるクイズスタンプラリーなども行われる。(三宅梨紗子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル