アジアリーグアイスホッケーは30日、臨時総会を開き、今季のリーグ出場資格を停止していた「ひがし北海道クレインズ」(釧路市)の脱退を承認した。クレインズはコロナ禍での経営悪化から給与未配などのトラブルが続き、所属選手18人と監督・コーチが離脱。来季の復帰を目指したが、リーグ関係者によると、財政状況の改善が見通せなかったという。
元クレインズの選手らが所属する新チームの「北海道ワイルズ」は現在、新規加入申請を目指し、リーグ側と協議を続けている。来季参加への申請期限は12月末で、武田芳明チェアマンは「期限までに審査に足る申請が出されれば粛々と審査する」とコメントした。(古源盛一)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル