東京都内で手軽に地方特産の食べ物や工芸品を買えるアンテナショップ。今春の都内の店は62店で、前年から3店増え、過去最多(2020、21年)に並んだことがわかった。コロナ禍でかつての勢いを失っていたが、外国人観光客の増加などで、売り上げや来客数も回復傾向にあるという。
アンテナショップを調査している一般財団法人「地域活性化センター」(中央区)が5日、発表した。
センターによると、アンテナショップの始まりは1994年ごろ。バブル崩壊で増えた有楽町や銀座の空き店舗を利用し、自治体が地域の特産品を売り始めたことがきっかけだった。道府県にとどまらず、市町村も次々と出店し、売り上げも右肩上がりの時期が続いたが、コロナ禍で一転。ネット通販の利用が増えたこともあり、苦しい状況が続いていたという。
ただ、センターが今年3月の…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル