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他人のカード決済端末機でデビットカードの機能を悪用し、自分の電子マネー残高などを計415万円増やしたとして、広島県警は25日、無職の小野寺雅人容疑者(25)=宮城県大崎市田尻蕪栗=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したと発表した。容疑を認めているという。県警によると、カードをめぐる同種の事例の摘発は全国初という。
捜査2課によると、小野寺容疑者は昨年12月から今年1月、自宅で8回にわたり、他人のカード決済端末機と、自分名義のデビット機能付きの電子マネーカードとキャッシュカードを使い、虚偽の情報を送信。電子マネーと口座の残高を計415万円増やした疑いがある。今年1月に広島市内のカードサービス会社から被害届が出ていたという。
同課によると、小野寺容疑者は広島市中区の廃業した美容関連店舗からカード決済端末機を不正に入手し、自分の口座などに振り込まれるように操作したという。昨年末以降、北海道、千葉、大阪など5道府県で総額1700万円の同様の被害が出ており、関連を捜査している。(西晃奈)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル