熊本県は13日、新型コロナウイルスの感染対策として、八代港(同県八代市)の大型クルーズ船停泊拠点「くまモンポート八代」の完成を祝う29日の式典を中止すると発表した。
くまモンポート八代は、総事業費185億円。世界最大級の船にも対応できる専用岸壁を国が建設し、ほぼ完成。4月1日開業する。同7日にはロイヤル社のクルーズ船寄港を祝う式典も予定していたが、寄港できるか見通せないため中止になった。県は式典を一本化して4月中に開催する方向で検討している。
県によると、八代港には3月に4隻が寄港予定だが、現時点で入港するかどうか船会社側からの連絡はない。今年は過去最多の約70隻の寄港を見込んでおり、約8割が中国発着のクルーズ船という。 (和田剛)
西日本新聞社
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