松田果穂
年の瀬の30日、東京・上野のアメ横商店街は正月用の食材を買い求める客らでにぎわった。約400店が軒を連ねる通りには「ウニもイクラも全部千円」「近くで見ていって」と威勢の良いかけ声が飛び交った。
アメ横商店街連合会は、27~31日の人出を160万人ほどと見込んでいる。昨年までの2年間は新型コロナの影響で100万人前後に落ち込んだが、今年はコロナ禍前の2019年末に匹敵する混み具合という。
鍋用のカニを買いに来たという東京都豊島区の男性(70)は「今年は久しぶりに息子夫婦と孫と一緒に過ごせる。準備に精が出ます」と、大きな買い物袋をうれしそうに抱えていた。(松田果穂)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル