トレードマークの赤いジャケットが戻ってきた。でも演奏したのは「こういうのもやるんだ」という曲。宮城県の名取交響吹奏楽団は3年ぶりの全国の舞台で、この間に培った新しい「カラー」を披露した。
40年ほど前に結成され、全日本コンクール出場は20回を超える。
身にまとう赤いジャケットは今や楽団のトレードマーク。イメージは「元気に明るく」だ。
だが、ここ数年は新型コロナウイルスに泣かされた。外部から招いていた指揮者は呼べなくなり、職場の事情などで長らく練習や活動から遠ざかる団員もいた。
昨年も東北支部代表に選ばれ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル