相次ぐ高齢ドライバーの事故を抑えるため、75歳以上で一定の違反歴がある高齢者が免許更新をする際、実際に車を運転して技能を確かめる検査が全国で13日に始まる。不合格の場合、更新できなくなる。
兵庫県警によると、技能検査は、改正道路交通法の施行に伴って導入される。対象となるのは、信号無視や携帯電話使用などの違反をした人。該当者には県公安委員会から通知はがきが届く。
県内では53カ所の教習所が会場となり、検査員を助手席に乗せて運転する。一時停止や右左折、速度維持などの項目のチェックを受ける。
採点は100点満点で、ミスがあるたびに10~40点が減点され、合格点は70点。不合格になると免許更新ができないが、誕生日の前後の6カ月間に何度でも受検できる。
実技の検査を導入するのは、高齢運転者による事故が後を絶たないためだ。
運転技術のフォローアップが課題に
2019年4月に東京都豊島…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル