保釈中だったカルロス・ゴーン被告が無断で出国しレバノンにいることがわかり東京地検は2日、東京・港区にあるゴーン被告の自宅を捜索した。
午後2時前、東京地検の係官らが港区にあるゴーン被告の制限住居に捜索に入った。ゴーン被告は30日までにレバノンに到着したとされているが、関係者によると出国の名簿にゴーン被告の名前は見つかっていない。
東京地検はゴーン被告が不正な手段を使って出国した出入国管理法違反の疑いが強まったと判断したとみられている。また、東京地検からの要請を受け今後は警視庁の捜査一課が中心となって自宅周辺の防犯カメラの映像を分析するなどして、自宅を出た経緯や協力者の有無などを調べることにしている。
ゴーン被告をめぐってはこれまで弁護団がフランスなど3か国のパスポートを3冊預かり保管していたと説明している。しかし、関係者によるとゴーン被告はフランスのパスポートを他にもう1冊自分で所持していたことが判明。パスポートを鍵のかかったケースに入れ、その鍵を弁護団が管理することで東京地裁が保釈を認めていたということだ。(AbemaTV/AbemaNEWS)
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