臼井昭仁
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は7日、昨年6月に生まれたセイウチの「テン」(オス)が6日に死んだと発表した。病理検査などで詳しい死因を調べる。
同館によると、テンはポウ(オス)とクウ(メス)の間に生まれ、人工哺育を受けていた。死ぬ直前の体長は147センチ、体重は129キロ。
ポウとクウの間には2016年と18年に赤ちゃんが生まれたが、ともにすぐに死んでいた。テンは3頭目の子どもだった。
同館で飼育しているセイウチは計3頭になった。広報担当者は「飼育技術の向上に励み、次の繁殖につなげたい」と話している。(臼井昭仁)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル