東日本・西日本遊園地協会と賛同企業は5月25日、遊園地・テーマパークの運営のための新型コロナウイルス感染予防に向けたガイドラインを改訂した。
東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど大手のテーマパークでは、来園者と従業員にマスクやフェイスシールドの着用を励行するほか、今後はアトラクションでの大声を発することなどは控えるよう促される。
検温し、37.5℃以上は入園不可に。入場制限も実施へ
東日本・西日本遊園地協会と賛同企業が改訂したガイドラインによると、遊園地やテーマパークでは今後、「来場者と従業員の健康と安全」を最優先事項として運営にあたるよう求めている。
密集・密接・密閉のいわゆる『3密』を避けるため「予約制度を実施する方法も検討する」という可能性を示唆した上で、当面は収容人員の半分とするなどし、施設やアトラクション等では入場人数の制限を行う。
まず、入園時には来場者に対する検温を実施し、37.5℃以上の発熱や風邪症状等の不調がある場合の入園は不可とした上で、入園後も来園者から体調不良の申し出があった場合は退園させる対応をとるよう促す。
来園者と従業員にはマスク着用を励行。アトラクションでは「絶叫」NG
運営にあたっては、来園者と従業員にマスクやフェイスシールドの着用を励行するほか、接客部門の従業員のマスク着用は必須とする。
ただし、ダンサーなどのショーの出演者やエンターテイナーなど、業務上マスクの着用が難しい場合は、来園者との距離を1m以上(可能な場合は2m以上)や大量の飛沫を伴う大声での会話や発声をしないことを条件に、出演中のマスク着用を免除される場合があるという。
また、多くの遊園地で人気を集める乗り物系のアトラクションなどでは、来場者に対して「マスクの着用と大声での発声を控える」よう促されるほか、子供たちなどに人気のキャラクター・グリーティングでは、来園者がキャラクターと触れ合うこと、またキャラクター側から来園者に触れることのないように留意するという。
ハフポスト日本版編集部
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