椎木慎太郎
中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前の街路樹や植栽が枯れるなどした問題で、県は道路法に基づき13日付で、同社側に街路樹の復旧や土壌入れ替えのための約1166万円の費用負担命令を出した。納入期限は28日。
県は8月、ビッグモーター春日店(春日市)前の土壌を調査し、土壌1キロあたり最大で1万マイクログラム(周辺の土壌と比べ最大で約556倍)の除草剤成分を検出した。その後、県は県警に被害届を提出し、受理された。県は費用が納入され次第、復旧工事を行うという。
県によると、小郡店(小郡市)でも同様に除草剤成分が検出され、県は被害者不詳のまま被害届を提出していたが、小郡店は除草剤の散布を否定しているという。県の担当者は「県警の捜査の結果次第で同様の処置をとるよう検討している」と話す。(椎木慎太郎)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル