堀越理菜
熊本市立学校で起きた体罰などを認定する今年度の第11回市体罰等審議会が22日開かれ、「暴言等」1件、「不適切な行為」1件を認定した。
市教委によると、「暴言等」は小学校の教諭によるもの。今年度の2学期、国語の授業中に、児童の学習シート(プリント)に書き誤りを見つけ、「これ、だめ」と言って破って丸め、ゴミ箱に捨てて、児童に精神的苦痛を与えた。市教委は、行為後すぐに担任を外した。教諭は、突発的にやってしまったと話し、反省しているという。この教諭は過去に、児童への不適切な行為で訓告を受けたことがあったという。
「不適切な行為」は、別の教職員によるもので、担任ではない子どもの人間関係に介入し、関係を悪化させたというものだった。(堀越理菜)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル