角詠之
24日午後1時10分ごろ、福井県大野市の山中を飛んでいた民間ヘリのワイヤが送電線に接触し、ワイヤの一部とフック(長さ約5メートル、重さ約25キロ)が落下した。けが人はいなかった。国土交通省は深刻な事故につながりかねない重大インシデントと認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を指名した。
国交省によると、ヘリは「中日本航空」が運航しており、2人が乗っていた。24日午後0時45分ごろ、物資をワイヤにつり下げて大野市内の離着陸場を出発。運び終えて戻る途中、ワイヤを伸ばした状態で高度約210メートルを飛んでいたところ、ワイヤが送電線に接触して切れたという。(角詠之)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル