競艇で不正に順位を落とした見返りに選手が報酬を得たとされる贈収賄事件で、名古屋地検にモーターボート競走法違反の疑いで逮捕された会社員増川遵容疑者(53)のスマートフォンに、不正レースの打ち合わせ記録が残されていたことが関係者の話で分かった。
やりとりの相手は同容疑で逮捕された元競艇選手の西川昌希容疑者(29)。関係者によると、西川容疑者は昨年7月2日、琵琶湖モーターボート競走場(大津市)であった二つのレースでわざと順位を下げるなどした疑いがある。増川容疑者はいずれのレースも3連勝単式舟券を購入して的中させ、西川容疑者に現金計300万円を2回に分けて渡したとされる。
2人はレース前日の夕方に西川…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル