能田英二
マッチングアプリに虚偽情報を登録した会員アカウントを大量に作って販売したとして、北海道警せたな署は2日、北海道旭川市豊岡9条2丁目、自称自動車販売業の米倉利浩容疑者(44)を、私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕し、発表した。米倉容疑者は容疑を認めているという。
署によると、逮捕容疑は昨年6月30日~7月3日、マッチングアプリのアカウントを販売する目的で10回にわたり虚偽の会員情報を登録したというもの。
複数の携帯端末やSIMカードを所持して虚偽アカウントを作成したとみられるという。
署は、米倉容疑者が虚偽情報を入力したアカウントを1件あたり2千~2500円で3年間にわたり販売し、これまでに計約8千万円を稼いだとみている。
身分を明かさず登録したい人に虚偽アカウントを大量に販売していたとみられるという。
道警せたな署が別の売春防止法違反事件に絡み、サイバーパトロールをしていたところ、虚偽アカウント作成の疑いが判明。道警本部のサイバー犯罪対策課などと合同捜査していた。(能田英二)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル