ローソンは28日、全国の約1万3千店で前日に発売した「黒糖タピオカ」の販売を中止にしたと発表した。急速冷凍技術を使って「もちもちとした食感」を売りにしていたが、解凍したタピオカの中心が硬いという苦情が多数寄せられた。再開の見込みは立っていないという。
ローソンによると、黒糖タピオカはレジで飲料を提供する「マチカフェ」向けで、アイスミルクティーなどと一緒に注文すると、店員が冷凍されたタピオカを電子レンジで解凍していた。1杯分の値段は税込み150円。
しかし、マニュアル通りにやってもうまく解凍できない例が続出し、27日夜に販売をやめた。広報担当者は「予定していた仕様にならず、おいしくお召し上がりいただくことができないことが判明した。期待していただいていたお客様に申し訳ない」と話している。(神沢和敬)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル