一緒に米を育て、オリジナルのみりんをつくりませんか? 名付けて「コメカラフェス」。農産物の収穫祭や農作業体験イベントに力を入れる農園が手がける新たな企画だ。
イチジクやトマトなどを育てる大阪府羽曳野市の藤井農園が企画した。6月18日に田植えをし、10月15日に稲刈りの予定。収穫した米を原料にしたみりん製造を業者に委託し、完成したみりんを来年4月ごろから支援者に発送する。
企画にかかる費用は、クラウドファンディング(CF)を活用する。CFで支援した人への返礼として、田植えや稲刈り体験を用意した。たとえば、みりん(300ミリリットル)3本と野菜、田植えイベント参加券がついて6千円など。田植え機や稲刈りのコンバイン運転券つきの返礼もある。
農園代表の藤井貫司さん(41)は「ちょっとしたアトラクション感覚でも楽しめる」と期待を込めた。
都市近郊で農業を営む藤井さんが農業体験に注目する理由とは?
藤井さんは大学卒業後、サラ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル