東京都は6日、上野動物園(台東区)のジャイアントパンダのメス・シンシンとオス・リーリー(いずれも15歳)の交尾が確認されたと発表した。2頭の間に2017年6月に誕生したメスのシャンシャンに続く赤ちゃんの誕生に期待がかかる。
都によると、6日午後5時8分ごろに交尾が確認されたという。園によると、ジャイアントパンダは繁殖期を2~5月に迎えるが、妊娠の可能性が高まるのは数日間だけという。
園によると、リーリーは昨年11月ごろからシンシンの排泄(はいせつ)物のにおいを嗅ぐなど、発情期にみられる行動が継続。シンシンも2月下旬から尿中ホルモン値が上昇するなど発情の兆しがみられたことから、園は交尾のため、2頭を柵越しにお見合いさせるなどの準備を進めていた。(長野佑介)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル