山本裕之
東京都立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園で、約400万本のキバナコスモスが見頃を迎えている。
秋の青空の下、「レモンブライト」と呼ばれる品種が丘一面に広がっている。大勢の観光客が、風に揺れるレモン色の花を見つめて楽しんでいた。
同園のキバナコスモスは約1ヘクタールの面積を誇り、東京都内では最大級の広さ。天候にもよるが、10月中旬まで花を見られそうだ。
植物グループ担当の引田悠一郎さん(29)は「今年は例年と同じく7月に種をまきましたが、当初の降水量が少なかった影響で、例年より背丈が短くなりました」と話す。また「開花時期が近づいた9月に、台風が2回も発生し、風の影響で茎が折れないか心配でしたが、無事に咲いてくれました。背丈が短かったおかげかもしれません」とほっとした様子だった。(山本裕之)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル