【北京共同】中国湖北省武漢市当局は3日、原因不明のウイルス性肺炎の発症者が44人に増えたと発表した。ウイルスの特定を続けており、インフルエンザ感染などによる「よく見られる呼吸器疾病の可能性は排除した」という。
主な症状は発熱で、一部は呼吸困難の症状もあるといい、44人中11人が重症。患者の一部は感染者が多く出た市内の海鮮市場の経営者で、濃厚接触者約120人の経過観察を続けている。医療スタッフを含め、人から人への感染は確認されていない。
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