北九州市は5日、同市若松区のひびきコンテナターミナル(HCT)に12日の入港を予定していた中国からのクルーズ船「コスタ・ベネチア」が入港を中止したと発表した。
イタリアの運営会社から5日、市内の船舶代理店を通して「他の港を使う」と連絡があった。当初、上海からHCTに入港予定だったが、新型コロナウイルスによる肺炎拡大とみられる理由で予定を変更。1月27日に乗客を乗せずに深〓を出港し、那覇市に入港するなどして韓国沖に停泊していたという。HCT入港は給水や食材調達、乗員の交代を理由に挙げていた。
市内へのクルーズ船入港は2019年度内にあと2回予定しているが、今のところ、中止などの連絡はないという。 (内田完爾)
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西日本新聞社
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