きょう13日(木)、太平洋高気圧の勢力が強まっており、九州は各地とも晴れて、最高気温は35度以上の猛暑日の所が多く、内陸部は37度台まで上がる所もある見込みです。お盆は、九州各地で猛烈な暑さになり、熱中症の危険が高い状態が続きますので、厳重に警戒して下さい。
内陸部は体温を超える暑さも
きょう13日(木)、九州は各地とも晴れて、午前8時過ぎから所々で30度を超えるなど、気温の上がり方が早くなっています。
勢力の強い太平洋高気圧の影響で、九州は日中強い日差しが照りつけて、最高気温が35度前後まで上がる所が多いでしょう。宮崎県都城市は37度まで上がる予想で、特に内陸部は体温を超えるような暑さの所が多くなるでしょう。 気温が体温を超える暑さになると体の熱が外へ放出されにくくなり、熱中症になるリスクが一層高まります。特に、高齢者や小さな子供は体温調整がうまくいかず熱中症になりやすい傾向にあります。周囲で積極的な声かけを行い見守ることが大切です。 各地とも熱中症の危険が高くなりますので、喉が渇く前のこまめな水分補給や適度な塩分補給を行いましょう。また、屋外での運動や作業は暑さの厳しい時間帯は避け、朝晩のしのぎやすい時間帯に行いましょう。
室内でも熱中症になることがありますので、適切にエアコンを利用するなどして室内の環境にも気をつけてお過ごし下さい。
お盆から来週も猛暑続く
15日(土)にかけてのお盆、そして来週も勢力の強い太平洋高気圧に覆われて、晴れる日が多く、最高気温が35度前後と猛烈な暑さが続く見込みです。
お盆から来週にかけて、この夏の暑さのピークになりそうです。この先もしばらく、気温がかなり高い状態が続きますので、熱中症など体調管理に注意が必要です。
日本気象協会 九州支社 山口 久美子
Source : 国内 – Yahoo!ニュース