来年の東京五輪で使われる空手競技のマットの納入をめぐり、1円で入札した複数の業者のうち1社が落札したものの、発注者の大会組織委員会が金額を非公表としていたことがわかった。
入札されたのは、空手競技会場(日本武道館)と練習場(東京武道館)の競技マット。7月5日の競争入札に4社が参加し、同額入札による審査の結果、埼玉県内の業者が落札した。大会組織委は10月1日に入札結果をホームページで公表したが、落札額は公表していない。大会組織委は朝日新聞の取材に落札額が1円だったことを明らかにし、「今後の過度な競争につながる」と非公表の理由を説明した。
関係者によると、発注があった…
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル