36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、火元の第1スタジオ(京都市伏見区)から脱出できた社員のうち、最後の避難は火災発生から約7分後だったことが19日、市消防局への取材で分かった。
事件は、ガソリンが使用されたことで火の回りが早く、避難するまでに十分な時間がなかったことが改めて浮き彫りになった。
社員から聞き取りをし避難行動を調査した市消防局によると、生存者の多くは2階のベランダや窓から飛び降り避難した。恐怖心から1階のトイレに逃げ込み、扉を閉めたことで火や煙が入ってくるのを遅くし、外部からの救助を待つ時間を確保できた人もいたという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース