今年は異例の早さで梅雨入りが進む。気象庁は15日、九州北部と四国、中国が梅雨入りしたとみられると発表。統計を取り始めた1951年以降、四国は最も早く、九州北部と中国は2番目に早いという。ただ、今年はその判断が「難しい」(気象庁の担当者)のだという。なぜか。
各地方で梅雨入りの平年日に近くなると、気象庁は梅雨前線の位置などを見つつ、週間天気予報で曇天が続くかどうかで判断する。
今年は梅雨前線の北上が各地方の平年日よりはるかに早い。さらに5月中旬には週間予報でも曇りや雨のマークが並ぶようになった。梅雨入りと判断する材料が一見そろっているように見えるという。
でも担当者は、これは梅雨入…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル