「パンケーキおじさん」に思わぬ批判――?
菅義偉官房長官の馴染みの飲食店がテレビ番組で紹介され、3000円のパンケーキをよく頼んでいると紹介されたところ、「おやつに毎度3000円…」と金銭感覚の欠如が指摘されている。
■大の甘党
2019年10月19日放送の「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)では、東京・赤坂見附が特集された。
その中で、ホテルニューオータニ内にあるレストラン「SATSUKI」が取り上げられ、常連客の1人として菅氏が紹介された。大の甘党であるという菅氏は、「ニューオータニ特製パンケーキ」(税込3080円)をよく頼むという。
菅氏は『週刊文春WOMAN 2019夏号』のインタビューで、店には1、2か月に1回程の頻度で事務所のスタッフや記者と訪れていると明かし、「自宅に近い、横浜の『bills』(パンケーキ専門店)には妻と行列に並んだこともあります」とのエピソードも披露している。
これに同日、夏の参院選比例区で「れいわ新選組」から出馬し、落選した渡辺てる子氏がツイッターで噛みつく。「いつも食すのが『3000円超えのパンケーキ』。宴会のコース料金でもなければ、食事の料金でもない。つまり『おやつ』だ。おやつに毎度3000円…」とし、「かの政府の閣僚たちの一人の経済感覚のほどが知れる」と苦言を呈すと、5000以上リツイートされ注目を集めた。
「ケチつけらてて可哀想…」
渡辺氏のツイートに対しては、
「自分で稼いだお金なのにケチつけらてて可哀想…」
「閣僚が3000円のパンケーキも食えないような貧しい国なんて嫌ですよ僕は」
などと反発が少なくなかったが、一方、作家の室井佑月氏は
「ふぉぉ~! ふつうのおうちではホットケーキは子どもの友達がきゅうにたくさんやってきたときの、安くできる腹持ちのいいおやつですよ」
「この値段の感覚の感じ方の開きがあると、大勢の人がなにを食ってるか、ってほんとの意味で知ろうとしない。規制緩和とかやっちゃっても、本人と、その子どもは、そんなもん食べるわきゃないし、どういうことなのか理解できないと思われ」
などと暗に菅氏を批判した。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース