自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反(所持)の罪に問われた俳優の永山絢斗(けんと)被告(34)の初公判が28日、東京地裁であり、永山被告は起訴内容を認めた。
永山被告はこの日、黒のスーツに白いマスク姿で出廷。裁判官からの名前の確認などに落ち着いた様子で応じ、職業を聞かれると「俳優です」と答えた。検察官が朗読した起訴状の内容に間違いがないか問われ、「ないです」と述べた。
起訴状によると、永山被告は6月15日、東京都目黒区の自宅で、大麻を含む約1・7グラムの乾燥植物片を所持したとされる。
情報提供を受けた警視庁が同日夜に自宅を捜索し、翌16日に逮捕した。7月6日に起訴され、翌7日、保釈保証金300万円を納付して保釈された。
永山被告は俳優の永山瑛太さん(40)の弟。2007年にテレビドラマで俳優デビューし、NHKの連続テレビ小説や大河ドラマに出演した。公開中の映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ―決戦―」にも出演している。(田中恭太)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル