有名ブランド「ラルフローレン」の偽物の帽子を販売したり輸入したりしようとしたとして、大阪府警は、大阪市中央区日本橋2丁目の衣料品販売会社役員、玉井宏和容疑者(47)を商標法違反(侵害とみなす行為)と関税法違反(輸入禁止貨物の輸入未遂)の疑いで逮捕したと24日発表した。容疑を認めているという。
生活安全特別捜査隊によると、逮捕容疑は2022年9~11月、インターネットオークションで、ラルフローレンのロゴ入りの帽子など計4点をいずれも40代の男女3人に計1万5670円で販売したほか、同ブランドを模倣した帽子計100点を中国から輸入しようとしたというもの。中国からの帽子は税関の検査で見つかったという。
同隊によると、22年7月にネットオークションに出品されていた安価な帽子を権利団体が発見。購入・鑑定し、偽物と判明したため、府警に相談していたという。
今月5日に府警が玉井容疑者宅を捜索し、ラルフローレンなどのロゴが入った帽子計435点を押収し、鑑定で全て偽物と判明した。玉井容疑者は「中国から輸入したもので、偽物だとわかっていた」と供述しているという。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル