新型コロナウイルスの国内の感染者は27日午後8時半現在で、新たに868人が確認された。東京都では250人が確認され、感染者が累計で2万人を超えた。
2日連続で200人を上回った東京では、「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都基準の重症者数が前日と同じ31人で、今月1日(15人)から倍増した。
感染者250人を年代別にみると、20代が79人、30代が50人、40代が37人、50代が23人、10代が19人、70代が11人、80代と10歳未満がそれぞれ10人、60代が9人、90代が2人だった。小学生が11人、中学生が5人含まれているという。また、家庭内での感染は38人だった。
福井県では13人が確認され、1日あたりでは過去最多に。県によると、このうち60~80代の男女8人は、福井市内のカラオケ喫茶の客で、25日には経営者親子の感染が判明。県は、店で県内初のクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。
沖縄県では新たに10歳未満から90歳以上の男女36人の感染が確認され、沖縄市の90代女性の死亡も明らかになった。在沖米軍内でも新たに3人が感染し、報告を受けた県のまとめによると、7月7日以降、在沖米軍の感染者数は10基地で368人となった。
39人だった愛知県では、1日あたりの感染者数が100人を切るのは14日間連続となった。名古屋市は17人だった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル