山崎輝史
東京五輪の開会式で話題になった「ピクトグラム」のパフォーマンス。愛知県警にも、あの全身青タイツのいでたちの人物がいる。演じるのは全50種類の絵文字ではなくて……。
今月、県警本部広報課のツイッターで発信しているのは、常滑署生活安全課。中川元宏課長が開会式を見て、「面白い。すぐやろう」と防犯広報として発案した。
量販店でタイツなどをそろえ、頭部はクッション、小物はスプレーで青く塗るなどすべて手作りだ。
まねしてよいかどうか、念のため大会組織委員会に問い合わせ、了承を得たという。
ピクトグラムを演じたのは30代の男性課員。最初は少し恥ずかしがっていたが、撮影が進むうちにノリノリになったという。
「侵入盗編」では、両手に家と鍵の模型を持った。「無施錠の自宅は狙われます!! 自宅には必ず施錠を」などと呼びかける。被害がやまない「特殊詐欺」と「自動車盗難」への警戒を呼びかけるピクトグラムもそれぞれ投稿した。
「物凄(すご)くシュール」「手作り感は満載だが、面白いし、言いたいことはよくわかる」「是非、動画投稿してください」などと反応も上々だ。
中川課長は「多くの人に注目してもらって大変ありがたい」と話している。県警広報課のツイッターは(https://twitter.com/AP_KOUHOU)。(山崎輝史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル