吉備彩日
青森県は20日、八戸市役所で使われている三つのメールアドレスが外部から不正利用され、約25万件のスパムメールが送信されたと発表した。
県によると、県や市町村のメールなどをセキュリティー対策しているサービス「青森県自治体情報セキュリティクラウド」で設定不備が発生。外部からメールアドレスが見られる状態になり、八戸市の三つのメールアドレスが不正に使われたという。18日午後4時45分ごろ~午後6時55分ごろ、計24万5835件のスパムメールが送信され、ビットコインが支払われたようなことを示す英語の件名などがつけられていた。宛先の多くは海外の利用者とみられるという。
ただ県はスパムメールによるウイルス感染を防ぐため、「記載されているリンクは絶対にクリックしないで」と呼びかけている。(吉備彩日)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル