15、16日に行われた大学入学共通テストについて、大手予備校などが18日、独自集計に基づく予想平均点を更新した。
駿台予備学校とベネッセコーポレーションのデータネット実行委員会は、テスト2日目の16日夜に発表した点よりも、数学の予想平均点を大きく引き下げた。約35万人のデータをもとに、いずれも100点満点の「数学Ⅰ・数学A」は43点から38点に、「数学Ⅱ・数学B」は50点から43点に引き下げた。
同じく約40万人のデータをもとに18日に更新した河合塾は、「数Ⅰ・A」は38点のまま据え置き、「数Ⅱ・B」を1点引き上げて43点とし、データネットと全く同じ予想となった。
国語については、どちらも107点(200点満点)としていた予想を、同じ111点に引き上げた。さらにデータネットは英語のリーディングを59点から62点に、リスニングを58点から60点にそれぞれ引き上げた。
この結果、いずれも900点満点の5教科の予想平均点も変動した。河合塾は文系型を513点から509点に、理系型を522点から512点にそれぞれ引き下げた。一方、データネットは文系型を505点から511点に、理系型を511点から515点にそれぞれ引き上げた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル