新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が求めていた都道府県をまたぐ往来の自粛が全面解除されて初の週末となった20日と21日、高速道路の交通量や新幹線の利用者などはそろって増えた。
NTTドコモが携帯基地局から集めている情報をもとに、各都道府県の流入・流出人口を前の週末(13、14日)と比べると、東京都外からの流入人口は14%、都外への流出人口は11%増えた。また北海道は流入19%増で流出7%増だった。大阪府は流入13%増で流出21%増、愛知県は流入10%増で流出28%増、福岡県は流入13%増で流出18%増だった。
また全国の主要駅の21日15時台の人出は、前週の14日と比べて札幌駅で5・6%、新宿駅で3・5%、東京駅で9・3%、横浜駅で6・3%、名古屋駅で6・0%、梅田駅で7・9%、福岡天神駅で9・8%それぞれ増加していた。
JR東日本によると、東北、上越など管内の新幹線の20、21両日の利用者は前週より47%、在来線特急の利用者は58%増えた。ただ前年比では3割以下だ。
各高速道路の交通量も、いずれ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル