東京都江東区長選をめぐる事件で、木村弥生・前区長(58)=辞職=が元区議に対し、現金100万円を選挙後に提供した疑いがあることが、関係者への取材でわかった。東京地検特捜部は、選挙運動の報酬にあたるとみて、木村氏を公職選挙法違反(買収)の罪で17日にも在宅起訴する方針を固めた。選挙中に有料ネット広告を掲載した同法違反の罪でも起訴するとみられる。
特捜部は昨年12月28日、衆院議員で前法務副大臣の柿沢未途(みと)容疑者(52)=東京15区、自民党を離党=を買収と有料ネット広告、秘書4人を買収の容疑で逮捕した。発表などによると、昨年4月の江東区長選で木村氏を当選させる選挙運動をする報酬として、柿沢事務所全体で、区議や陣営スタッフら14人に計336万円の買収資金を渡すなどした疑いが持たれている。
柿沢議員とは別途、現金で
特捜部は、木村氏については…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル