中野龍三
北海道立江差高等看護学院の学生らが複数の教員からパワーハラスメントを受けていた問題で、道は24日、パワハラに関与したとされる副学院長ら4人を学院外の江差保健所で勤務させると発表した。発令は同日付。
道医務薬務課によると、4人は異動ではなく、学院に所属したまま保健所で勤務する形をとる。リモートで学院の事務作業をしながら、新型コロナ対応などの保健所の業務を兼務する。学院運営にかかる意思決定には関与しないという。同課の担当者は「異動は時間がかかる上、学院の業務の継続性もある。処分を待つことなく、早くできる対応をとった」と説明している。(中野龍三)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル