防衛省は20日、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと同日午前7時すぎに発表した。さらに海上保安庁が防衛省の情報として、同7時12分と同13分、新たに北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。当初は計3発とされたが、防衛省は午前8時7分、実際は2発で、いずれも北朝鮮が東方向に向けて発射した弾道ミサイルだったと修正した。
2発はいずれも落下しており、落下場所は朝鮮半島東側の日本海で、日本の排他的経済水域(EEZ)の外側と推定されるとした。
同省によると、1発目は同6時59分ごろ発射され、最高高度約100キロ程度で、約400キロ程度飛翔(ひしょう)。2発目は同7時10分ごろ発射し、最高高度約50キロ程度で、約350キロ程度飛翔した、としている。
政府は付近を航行する航空機や船舶に情報を提供したところ、現時点で被害報告などは確認されていないとしている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル