神村正史
高気圧が北海道上空を広く覆った6日、南から暖かい空気が流れ込み、道内各地で気温が上昇した。オホーツク地方では、フェーン現象が発生。佐呂間町で最高気温が平年を15・8度上回る30・7度を観測するなど、複数地点で今年初となる真夏日を観測した。
フェーン現象は、山越えの風が暖かく乾いた下降気流となって気温を上げる現象。30・4度を観測した大空町女満別では、涼を求めて網走湖・女満別湖畔の湖水に足を浸す人も。孫2人を砂浜で遊ばせていた美幌町の男性(60)は「湖のそばに来ると涼しく感じますね」。(神村正史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル