新型コロナウイルスの感染拡大で、北海道の鈴木直道知事は19日、緊急事態宣言の道への適用を検討するよう国に文書で依頼したことを明らかにした。道は宣言の適用を巡り国と協議を進めてきたが、鈴木知事は「道内の感染状況は緊急事態宣言レベルであり、依頼文書で道のスタンスを見える形にした」と述べた。
道内では19日、新たに575人の感染者を確認。人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は61・0人で、国の指標で緊急事態宣言の目安となるステージ4の水準を大きく上回っている。とりわけ札幌市では同94・1人で、18日時点の病床使用率もステージ4相当の56・8%にまで上昇している。
鈴木知事は19日の会見で「…
この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。
残り:351文字/全文:651文字
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル