今週の道内は、道東方面を中心に週の中頃は低めの気温となり、雪の降る日もありますが、週の後半にはいよいよ桜前線が上陸する見込みです。道内は冬と春がせめぎ合う一週間となるでしょう。
オホーツク海側 雪と寒さに注意
網走などオホーツク海側では火曜日から木曜日にかけては、オホーツク海から吹く冷たい北風の影響で気温の上がり方が鈍く、最高気温でも2度前後にとどまるでしょう。3月中旬並みの気温となりそうです。また、北風に乗って雪雲が流れ込んできて、火曜日から水曜日頃は道東方面で雪の降る所があるでしょう。先週のように、春の大雪となることはなさそうですが、朝晩は氷点下の気温で路面の凍結する恐れがあります。変わりやすい路面状況に注意が必要となりそうです。
週の後半 桜前線 いよいよ上陸
道内への桜前線の上陸は、道南の松前町で最も早く4月17日(金)の予想です。今週の道内は西から春の便りが届く地域もあれば、東は雪の降る地域もあるなど、季節は春と冬のせめぎ合いとなりそうです。その後、函館では4月20日(月)、札幌では4月22日(水)と、平年より9日前後早い所が多くなる見込みです。道内で最も遅い開花は、道東の根室で5月12日(火)と、今日(12日)から一か月先の予想となっています。
日本気象協会 北海道支社 森 和也
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