昨夜から関東南部には雨雲が流れ込んでいて、房総半島では雨が強まっています。今日29日(水)2時までの1時間に千葉県大多喜では31.5mmの激しい雨を観測しました。
29日(水)2時現在、館山市と南房総市には土砂災害警戒情報が発表されています。
落雷や突風、土砂災害発生のおそれも
早朝にかけて、千葉県から茨城県では活発な雨雲が通過する予想です。局地的に1時間に50mm前後の激しい雨が降り、1月としては記録的な大雨となるおそれがあります。また福島県の浜通りでも、午前中に激しい雨が降る可能性があります。
道路冠水や河川の増水・氾濫、土砂災害の発生などに警戒が必要です。
また、活発の雨雲の通過時は、落雷や突風などの激しい現象が伴うおそれもあります。安全な屋内でお過ごしください。
昨秋の大雨と近い状況 安全な場所で休息を
千葉県や福島県では、昨年10月に台風21号からの湿った空気の影響で大気の状態が不安定となって大雨が降り、川の氾濫や土砂災害、道路の冠水など大きな被害が出ました。今回、季節は違うものの似たような雨雲発達のパターンとなるおそれがあります。
台風15号や19号、上記の大雨などの被災地では、完全な復旧がまだ済んでいない所も多くあります。今夜は雨漏りや土砂崩れなどの可能性があるため、屋内のなるべく安全な場所で過ごすようにしてください。
ウェザーニュース
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース