愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で起きた大規模漏水で、東海農政局は21日、右岸側取水口での本格的な自然取水がまもなく可能になるとの見通しを発表した。金属板などを打ち込み、取水口に川の水を流し込むための工事が完了したという。
東海農政局によると、水位が上がり、安定的に取水できるようになるのは24日になる見通し。ただ、その場合でも水量は毎秒約13立方メートルにとどまり、通常の6~7月の取水量の目安である毎秒約20立方メートルを確保するためには、さらに水位を上げる必要があるという。上流側の漏水箇所周辺を金属板で囲う工事が完了する7月下旬をめどとしている。
農林水産省の緒方和之水資源…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル